ひとくちの果物に感動を。
「岡宗農園ならではの味」を追求
岡宗農園がある高知県安芸市は、全国でもトップクラスの平均気温と日照時間に恵まれた場所で、
ナス、ピーマン、ゆずなどの栽培が盛んに行われています。
もともと植木の苗木生産者だった私たちは、縁あって譲り受けた4本のマンゴーの木をきっかけに
果物の生産に取り組むようになりました。
温暖な気候と伊尾木川の豊富な水や伏流水など自然の恵みと、
露地や温室ハウスで苗木を生産してきた知識と経験を活かしながら「岡宗農園ならではの味」を
楽しめる果物づくりを目指しています。
香りと味に惚れ込んだ、幻のみかん
花良治(けらじ)は鹿児島県喜界島発祥といわれる原種に近い柑橘です。
柑橘特有の病気にも弱いため外観が悪くなりやすく、柑橘農家も敬遠したため
その存在は広く知られてきませんでした。
縁あって花良治を紹介された私たちはその香りと味に惚れ込み、
いつか、日の目を見ることを夢みて、2005年頃から栽培を続けてきました。
アロマのような爽やかな香り
花良治の特徴は、なんといっても香りです。
皮に独特の爽やかな香りがあり、青い実のときほどその魅力を強く感じられます。
そして、実は予想に反して酸味が穏やかで、素朴な甘みがあります。
また熟して実が黄色くなると甘みが増し、とても上品な味わいです。
機能性が期待されるポリメトキシフラボノイドが皮に多く含まれており、
皮の活用も見込まれることから岡宗農園では最小限の農薬のみで栽培をしています。